光透波とは

唯物思考の非を文字から検証する
 その証拠に西洋物質科学に根拠を置く今日の人類は唯物的な「物・金中心」の思考にのめり込んで暴走し、自然との調和を失って地球環境の汚染や原水爆の開発に代表されるように様々な歪みと矛盾を抱え危機に直面しているのです。
 冷静に観察すれば私達人間を含め森羅万象すべての事象は、ただ単に物質的なものだけによって成り立っているはずはないのです。目に見えない意識や意志、そして精神・生命の領域・霊的一面が存在していることは誰も否定できない筈です。
 このことに関しことは(光透波=こうとうは)の字割理論で検証してみましょう。
 一般的に目に見える世界を「表」(物の世界)、見えない世界を「裏」(霊の世界)と表現されています。また物質の世界を「表」、心や霊(エネルギー)の世界を「裏」とも言っています。
 それで「裏」の字を読み解くと、以下の図解になってきます。

裏

 「表」の字が「裏」の字の中に組み込まれています。ちょうど真空の大宇宙空間の中に太陽や月や地球その他の天体が浮いているように、見えない「裏」の霊的なエネルギーの中に物質的な「表」の世界が存在していることを、この「裏」の文字は教えているのです。                  (つづく)

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光透波とは

人間は言葉を生み出したと錯覚
 では、何故に字割すると宇宙の真理が浮かび上がってくるのでしょうか?実はコトバというものは、人間が作り出したものではないからです。多くの現代人は「人間が言葉や文字を生み出した」と思っているようです。ところが、もし言葉がなければ人間ただの動物であり、考える能力もなく当然のこととして言葉を作る能力もなくなるのです。

 確かに人類は時代や民族を越えて数多くの言葉を造語してきました。発明・発見、新たに出現した学術や文明・文化等の全ての事物に人類は命名してきています。しかし、その造語能力も基礎的なコトバがあったればこそ可能だったのです。その根底となるコトバがなければ人は他の動物と何等変わらない存在に過ぎないのです。その素晴らしいコトバを人は宇宙のサムシンググレートから授かっているのです。

 このように言うと「宇宙とか神とかサムシンググレートなど、現代の科学で捉えられないものは存在しない」と、物質科学的な知識を根拠に言い張る人が多いようです。しかし西洋物質科学は僅か500年ほど前に急速に進歩したものであり、未だ発達途上の段階で宇宙の真理から程遠い存在ではないでしょうか。 (つづく)

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光透波とは

字に秘められた深意を明かす字割
 それではコトハを手っ取り早く理解していただくために、光透波理論の字割の触りを紹介いたしましょう。
 前述した聖書の一節に「初めに言(ことば)ありき・・・言は神なりき・・・」とありますので、その「神」という字を手始めに字割してみましょう。

   ※「<」のマークは「字割する」の意味。
   ※「字割」とは光透波理論による字の奥に秘められた真理を読み解く方法。

●「神」<「ネ」「申」 に分けられます。
 「ネ」は音色(ネイロ)の「ネ(音)」の意味が出てきます。
 したがって「神」とは「音」が「申」している。即ち「音が申す」とは「コトバ」ということになります。

●「音」はどのように解されるでしょうか?
 「音」<「立」「日」 に分けられます。
 「立」は「立体」の「立」ですから「空間」の意味に読み解けます。
 「日」は時間の単位ですから「時間」の意味に読み解けます。
 「宇宙」の「宇」は無限の空間の意味であり、「宙」は絶対時間の意味。ですから「音」の中に「宇宙=神」の意味が組込まれていたのです。

 昔は「神」を「示申」と書いていましたので、この字を読み解いてみましょう。

神-syou

●「示申」<「示」「申」
 「示」は「ジ」と読めますから「字」と解しますと、「示申」とは「字」が「申」していると理解できるのです。 

●「字」はどのように解せるでしょうか?
 「字」<「ウ」「子」に分けられます。
 「ウ」は「ウ冠」の「ウ」で宇宙を意味します。
 したがって「字」とは「宇宙=神」の「子」と読み解けてきます。
 さらに「子」は干支(えと)の「子(ネ)」。「ネ」=「音」と読めますから、「字」とは「宇宙の音」を現したもの、と解することができます。

 不思議ですね。このようにことはの字割で読み解いてゆきますと、聖書で説いているコトバを裏付けたり、宇宙の真理が浮かび上がってくるのです。たまたまの偶然でしょうか?そうではありません。文字の言霊学・光透波で読み解くと、総ての文字や言葉から秘められていた真理や哲理が浮かび上がってくるのです。

(つづく)

文字の面白さ

聖書

言葉は音であり波動
 視点を変えて考えて見ましょう。言葉、それは音ですね。音は波動。人間の可聴範囲の音は1秒間に20ヘルツから2万ヘルツの振動数と言われています。それが1秒間に3千ヘルツから3兆ヘルツの範囲の振動数になると各種の電波になり、そして3兆ヘルツ以上の振動数になると各種の光に変わってゆく。さらに3京ヘルツ以上になると、放射能域の振動数になってゆくと言われています。
 このことから、音・ 電波・光・放射能、これらはすべて振動によって生じています。表現を変えれば波動によって成り立っており、振動数の多寡によって性質を違えていると言えるようです。
 現代科学では、一切のものが波動によって成り立っていることが証明されています。したがって「音」を広義に波動と解しますと、先に掲げた聖書の「初めに言(ことば)があった・・・言は神であった・・・万物は言によって成った・・・」の意味が抵抗なく理解できてくるのです。

人間にとり決定的で重要なもの
 このように人間にとって決定的で重要なコトバ、その真相・真実を解明して言葉の奥に秘められた宇宙の法則・真理を探究する言霊学、それがことは(光透波=こうとうは)です。ことは(光透波)は万葉の昔から「言霊の幸はふ国」と語り継がれてきた日本の国に誕生しました。後述しますが世界で6500~7000あると言われる言語のなかで、日本語の土壌の中でしか生まれ出ない所以があったからです。
 「謎」という字は「言(ことば)」に「迷」うと書かれています。その言葉の「迷い」を解けば「謎」は解消するのです。光透波理論はその謎解きの哲理を有した言霊学です。ことはの字割理論によって言葉の奥に秘められた真理が解明されるようになったのです。   (つづく)   
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