日本語に秘められた真理を探求する
字に秘められた深意を明かす字割
それではコトハを手っ取り早く理解していただくために、光透波理論の字割の触りを紹介いたしましょう。
前述した聖書の一節に「初めに言(ことば)ありき・・・言は神なりき・・・」とありますので、その「神」という字を手始めに字割してみましょう。
※「<」のマークは「字割する」の意味。
※「字割」とは光透波理論による字の奥に秘められた真理を読み解く方法。
●「神」<「ネ」「申」 に分けられます。
「ネ」は音色(ネイロ)の「ネ(音)」の意味が出てきます。
したがって「神」とは「音」が「申」している。即ち「音が申す」とは「コトバ」ということになります。
●「音」はどのように解されるでしょうか?
「音」<「立」「日」 に分けられます。
「立」は「立体」の「立」ですから「空間」の意味に読み解けます。
「日」は時間の単位ですから「時間」の意味に読み解けます。
「宇宙」の「宇」は無限の空間の意味であり、「宙」は絶対時間の意味。ですから「音」の中に「宇宙=神」の意味が組込まれていたのです。
昔は「神」を「示申」と書いていましたので、この字を読み解いてみましょう。
●「示申」<「示」「申」
「示」は「ジ」と読めますから「字」と解しますと、「示申」とは「字」が「申」していると理解できるのです。
●「字」はどのように解せるでしょうか?
「字」<「ウ」「子」に分けられます。
「ウ」は「ウ冠」の「ウ」で宇宙を意味します。
したがって「字」とは「宇宙=神」の「子」と読み解けてきます。
さらに「子」は干支(えと)の「子(ネ)」。「ネ」=「音」と読めますから、「字」とは「宇宙の音」を現したもの、と解することができます。
不思議ですね。このようにことはの字割で読み解いてゆきますと、聖書で説いているコトバを裏付けたり、宇宙の真理が浮かび上がってくるのです。たまたまの偶然でしょうか?そうではありません。文字の言霊学・光透波で読み解くと、総ての文字や言葉から秘められていた真理や哲理が浮かび上がってくるのです。
(つづく)
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