コトバはサムシンググレートからの贈り物
太古の昔、コトバには大きな力があった
かつて遠い遠い昔、人と神が共存共栄していた神代の昔、そう聖書では「エデンの園」とも言われていた時代は、言霊の栄えていた時代であったと想像できます。古来、日本の国は霊之本の国と言われ、言霊の幸はう国と言われていました。我が国最古の歴史書に古事記や日本書紀がありますが、その4倍の文字数を持ち古事記の原本になったと言われる書物の一つに神代文字(オシテ)で書かれたホツマがあります。そのホツマによれば、その頃「天之数え歌」という祝詞(のりと)を唱えると「死者も甦える」と書かれています。それほど太古の昔は言葉には力があったということです。
今日とは異なり純朴で誠の心を保持していた私達の先祖はこの言霊の力を信じ畏敬(いけい)の念をもって生きていました。
しかし、時代の経過とともに次第に人々の使う言葉は乱れ自我の心が高まるとともに言葉もアレンジされ、初めの言霊の力は失せてゆきました。言葉の乱れと共に人々の心は我善のエゴの心へと欲に毒されていったと考えられます。
象徴的な事例として、現代人には「至誠天に通ず」という言葉は死語になっています。この素晴らしいコトバが使われなくなって久しいと言えましょう。特に近年、言葉の乱れは激しく、嘘と誇張と偽りのコトバが氾濫し、人々はパワーを失った抜け殻のような言葉を乱用して増々世の混乱を助長させているようです。この言葉の乱れを正し導く言霊学として光透波は啓かれていると認識しています。
つづく
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