新時代の道標

光透波理論の祖・小田野早秧(さなえ)先生
 光透波理論(命波理論)の誕生をお話しすることにいたしましょう。大正11年(1922)にアインシュタインが訪日した際、「『相対性理論』があるならば『絶対性理論』がある筈だ・・・」と信じた女学生がいました。若き日の小田野早秧です。
 数学などは百点以外取ったことがないという聡明な頭脳の持ち主であったそうです。「絶対性理論」の思索を一段と高めたのが相対理論を根拠に開発された原爆の投下であったとのことです。

 信ずることより「何?」という疑問をもって考えることが好きな小田野先生は以来、何かに憑かれたようにエネルギー理論と幾何法則(数理法則)をもとに、「絶対性理論」見えない世界「命とは?」を真剣に思索し追究するようになったのです。長い長い歳月、傍(はた)から見ておかしいのではないか?と思われるほどに探求に明け暮れ、次第に研ぎ澄まされた境地に入られてゆきました。
 昭和24年(1949)1月14日に黄金の光(絶対光)の霧に包まれるという不思議な体験をされたのでした。
 さらに昭和28年(1953)に「光・透・波」の光の文字が天井の隅の壁から小田野女史の顔に飛び込んでくるという霊的な体験をされ、その瞬間に「透」の字を「秀」と「走」に分解して、秀でた走り=トップスピード・・・。絶対性の謎が「光透波=ことは」であることを悟ったのでした。
 同年6月25日、霊夢で「アイウエオカキクケコサ」の文字を見せられ、「サ」の次の「シ」音の表意文字が300以上ある凄さに気付き、仰天されたとのことです。
 それ以来4年4か月にわたり寝食を惜しんで断食スレスレの生活を送りながら、アイウエオ50音字の一音一音の奥に潜む神意なる文字を探求し続けたのでした。
 昭和32年(1957)10月31日に一二三文字の「天鏡図」=「文字の紐解図」=「命波音76音表」は完成しました。その「天鏡図」によって小田野先生は文字の奥に秘められた真理=神意の解明を続け、神の存在証明は文字によってできることを確信して「光透波理論」を確立されたのでした。

 以来、平成13年(2001)、天寿を全うさるまでの40年ほどの間、名古屋や東京等でセミナーを開催し続けたりして、ことはの普及に一途に尽力されたのです。
 しかし光透波の真価を理解出来る人は少なかったようです。あまりにも時代を先取りした卓越した理論であったがために、なかなか世には受け入れられなかったのです。
 画期的で斬新かつ深遠な「光透波理論」は、言語学会や言語研究家達の物差しでは到底測り知ることができず、脚光を浴びることがなかったのです。小田野先生に師事する光透波の研究者や信奉者によって引き継がれ、今日に至っていると言えるようです。

 本日は小田野早秧先生の命日です。93才の天寿を全うされまして2001年の11月24日に逝去なされました。
 やがて時代がこの日を顕彰するようになることを願って止まない次第です。

光透波とは

言葉を考えたことはありますか 
 「言葉」とはいったい何なのでしょうか?すこし掘り下げて考えてみませんか。
 新約聖書のヨハネ福音書第一章に「初めに言(ことば)があった。言は神と共にあった。言は神であった・・・。万物は言によって成った」と書かれています。また、ギリシャの哲学者・アリストテレスは「人は言葉の動物である」と喝破しています。
 この二つの文章は、人間にとって言葉が決定的に重要なものであることを物語っています。近代哲学の世界でもコトバについて殆ど触れられずにきているようです。デカルトは「我思う故に我あり」と有名な言葉を残しています。では、何故に「思う」ことができるのでしょうか?もし、言葉がなければ「想うこと」も出来ないはずです。

人類の文化文明は言葉のエネルギーによって生み出されています
 人は物事を認識し、思考し、欲望を膨らませ、想像し、意識しあらゆるものを生み出していますが、その根源的な力こそ「コトハ」であることに目覚めていないのです。
 もし言葉が人間に与えられていなければ、この地上の一切の人工物もなく、文化文明も存在せず、同時に人間は人間たる意識も持てず、天地宇宙・神の存在すら認識することも不可能になってしまう筈です。
 情けないことに現代人はこの言葉の重要性に気付くことなく、言葉を道具の一つのように錯覚し、軽佻浮薄な言葉、嘘や偽りの言葉、破壊的で暴力的な言葉を乱発して波動を乱し、政治・社会・経済等あらゆる面で混乱と危機を造り出しています。
 今ほど「言」を「成」すと書く「誠」の心が求められている時代はないのではないでしょうか。
 言霊の国と古代から伝えられる日本の言葉の奥には、宇宙に繋がるエネルギーと深い意味が秘められています。「光透波」(こうとうは=コトハ)は日本語の文字や言葉から、宇宙の真理・深意、そして人の歩むべき道を読み解く新しい時代の言葉の学びです。

セミナー案内, 光透波とは

「言葉」を考えたことがありますか? 
 すべてのことや物に名が付けられています。私達人間社会において、果たして名が付けられていないものは有るのでしょうか?実は無いのです。ただ私たちが知らないだけのことです。
 人類は新しい発明や発見をする度に、そのものに名を付けてきました。それで、多くの人は人間は頭が良いので言葉を作りだしたと、錯覚しています。

「言葉」無しで思考することは不可能
  確かに人間が生み出した言葉は無数にあると言えましょう。しかし根幹となるコトバが人間に与えられていなかったならば、人は何一つとして考えることも、思うことも出来ない筈です。無意識の内に、そして時としては意識して、私達は頭の中でコトバを回転して思考し、判断し、願い、欲望を膨らませ、学習し、そして人間としてのコミュニケーションを相互にとって生を営んでいるのです。もし、人間に言葉が与えられていなかったならば、人間は犬や猫やサルと同様に、何一つとして創造することも文化文明を生み出す事も出来ない、ただの動物になり下がってしまうのです。そして言葉が無ければ伝達手段を失うのですから、人類文化は一瞬のうちに崩壊消滅してしまうことは明らかでありましょう。

地球を愛の星に変えるには「言葉」の覚醒が不可欠
 今日の時代は、この地球という星を神の星に、愛の星に変えていく大事な分岐点にあると言われています。そのターニングポイントの時期に直面して、今ほど言葉の浄化と覚醒が求められる時代はありません。
 私達の心も、また総てのものも言葉があるから成り立っているですから、コトバの内に力があることは明らかでありましょう。その言葉を善用するか?悪用するか?そのコトバのエネルギーを最大限に活用して、地球を愛の星へと導く言霊の学びが光透波(こうとうは=ことは)とも言えます。

●第79回 光透波セミナー
●日  時  10月23日(日) 午後1:30~4:45
●場  所  神明いきいきプラザ   集会室  B(4F) 
       東京都港区浜松町1-6-7
       JR浜松町(北口)都営地下鉄大門(B1出口)徒歩4分  
●演  題  「21世紀の思考法」見える世界から見えない世界への認識  
       「光透波入門講座」
●講  師  磯 部 賢 一     宿 谷 直 晃
●参 加 費   3,000円   セミナー後に懇親会(希望者)

セミナー案内

見える世界から見えない世界への認識。現代はこのような認識方法がもとめられています。 光透波は、ことばと字の中に真実を観る新しい見方です。5感覚的意識から生命意識への転換。 字の中に、自分の中に宇宙を観る新しい見方のお話です。 字割によって新しい時代の展望が開けます。興味のある方は是非、参加してみませんか

●第79回 光透波セミナー

日  時  10月23日(日) 午後1:30~4:45          
場  所  神明いきいきプラザ   集会室  B(4F)   
       東京都港区浜松町1-6-7
       JR浜松町(北口)徒歩4分
       都営地下鉄大門(B1出口)徒歩4分
演  題  「21世紀の思考法」見える世界から見えない世界への認識
       「光透波入門講座」
講  師  磯 部 賢 一     宿 谷 直 晃
●参 加 費   3,000円   セミナー後に懇親会(希望者)

セミナー案内

人間は唯一の言葉の動物です

 メルヘンチックなストリーで自然の大切さや、豊かで純真な人の心を描いた動画を数々生み出したジブリ作品の一つに「もののけ姫」があります。
 ヒロイン、サンは大きな山犬に育てられ野性味あふれた猛々しい美少女として描かれて大活躍する。その迫真のアニメ映画に観客は魅了されました。
 「もののけ姫・サン」は山犬に育てられたにも拘らず、人の言葉を話して物語は展開しています。山犬に育てられた人間が言葉をしゃべるはずはないのですが・・・。
 人間が動物に育てられた話に、1920年代にインドのベンガル州で発見されたアマラとカマラの二人のオオカミ少女の実話?があります。保護後に手厚く育てられたがアマラは程なく死に、カマラは9年近く生きたのですが言葉もろくに覚えられず、人間として適応できずに亡くなったそうです。
 このオオカミ少女の話は現代では信憑性が無いと否定されていますが、一時期アメリカでは実話として「人は愛情あふれる言葉によって育てられなければ健全に育たない」事例として教科書にも掲載されていたそうです。
 このように人間にとって重要な「言葉」とはいったい何なのでしょうか?ギリシャの哲学者・アリストテレスは「人は言葉の動物である」と喝破しています。
 もし、言葉が無ければ人間はサルや犬と同じように、本能的な欲望のみに終始して創造的なことは一切出来なかった筈です。 また、コミュニケーションが出来なくなるので、全ての文明文化も崩壊・消滅してゆくことは明らかでありましょう。
    言葉の奥に秘められた謎を解く言霊学=光透波
 この人間が人間たる所以の「言葉の本質」に気付くことが、今ほど求められている時代は無いのではないでしょうか?
 多くの現代人は言葉を道具の一つのように錯覚し、嘘や偽りや誇張した言葉を乱用し、調和を乱す破壊的で暴力的な言葉を発し続けています。
 振り込め詐欺に象徴されるように今日ほど言葉が汚され、悪用されている時代は無いように思われます。
 その意味からも言葉の奥に秘められた謎を解き明かして、言葉の深意・真理を読み解くことが出来る光透波は、これからの物心調和の霊文明の時代に先駆けて生まれた文字の言霊学と言えるのです。

 ご関心のある方は、下記のセミナーへ


●第77回 光透波セミナー


●日  時  8月21日(日) 午後1:30~4:45          
●場  所  神明いきいきプラザ   集会室  B(4F)
       東京都港区浜松町1-6-7
       JR浜松町(北口)徒歩4分
       都営地下鉄大門(B1出口)徒歩4分
●演  題  「時代の大転換と魂磨き」 + 「光透波入門講座」
●講  師  宿 谷 直 晃  
●参 加 費   3,000円   セミナー後に懇親会(希望者)

セミナー案内

第76回光透波セミナーが近づきました。当日の講演内容。

●第76回 光透波セミナー
●日  時  7月24日(日) 午後1:30~4:45
●場  所   神明いきいきプラザ   集会室  B(4F)   
        東京都港区浜松町1-6-7
●講  師   磯 部 賢 一先 生 と 森 裕 平 理学博士。 
        両先生のコラボ講演
●参 加 費    3,000円 

   演題:「哲学と光透波との関連」
     副題:「物理学もふまえた思考の段階と飛躍」

 東京でははじめてのこころみとして、光透波・文字研究家磯部賢一氏と森裕平理学博士のコラボです。
 今回は、対話形式もとりいれながら、お互いの観点の同一性と微妙な差異について語り合いします。
 空間の本質(宇宙大生命や空の思想、存在の意味等)が光透波で満ち満ちていることを相対性理論も交えながら光透波理論と字割で展開できたらと思います。
 現代の思想体系は宗教と科学が分離していますが、両者が統合される鍵になるのがコトバといえましょう。

光透波・哲学・相対性理論との相関関係を理解する、絶好のチャンスです。

どうぞ、お楽しみくださいませ・・・・・。

光透波和の会   事務局